AOHARU × High School QUIZ 2019

Story

友情、努力、勝利、そして進学。

高校生クイズの為に青春をすべて投げ打ってひた走る

高校男子、小茂田立彦。38歳。

だましだまし留年を続けて、もう20年。

憧れの先輩と誓った高校生クイズでの優勝を目指して、

彼は今日も仲間集めに奔走する。

しかし優勝できぬまま無情にも時は過ぎていく……。

20年目の今回を最後のチャレンジと決め、一問目に挑む彼の前に立ちはだかるものは…。

 

「俺が夢を諦めたら、

 俺が俺を認められなくなったら、

 俺の存在は一体何の為にあるっていうんだよ!」​

夢を信じ続けた少年は今、大きくジャンプする……!

汗と涙と感動の青春猛進喜悲劇、開幕!

Message

作・演出 IKKANより

おはようございます。

IKKANです。

 

『我が青春の高校生クイズ』

という作品を、完成させるつもりです。

 

以前、エンテナさんで1本30分という制限時間での舞台を4本やる

というものの一つとして上演したものを、フルサイズで作ろうという試みです。

 

みなさんは高校生クイズに参加したことはございますか?

僕はあります。

 

高校1年と、2年の時だったかな。

2年連続同級生と参加しました。

北海道の野幌の公園で参加した記憶です。違ったかな。

 

その北海道予選は、1年目は第1問で敗退。2年目は第2問目で敗退だったかな。

夏休みのすごくワクワクした行事だった割に、あっという間に終わってしまった思い出です。

 

会場に行くまでに汽車を乗り継ぎ、バスで到着。

汽車の中でクイズの本を読んだりして、勉強していきました。

今考えても当たり前なんですが、一般のクイズの出題本に売っているようなクイズは、出ないんですよね。

出たためしがなかったです。

高校生レベルのお小遣いで購入できる本の数だって限られています。

今みたいにインターネットが普及しているわけでもなく、携帯電話さえ無い昭和のラスト時期です。

 

にしたって、最初は◯×クイズですからね、どっちかが正解なんですよ。それさえ当てられない。運もない。

 

でも、高校生クイズに出ると、同級生と決めたときは、

もうグアムまで行った気持ちになったりしてるんですよね。考えたら、パスポートも持ってない。

 

いやもう、馬鹿丸出しです。

 

なんにも分かってないダメな高校生でした。

 

だから、高校生クイズで決勝行く高校とか、化け物だと思ってました。

もしそんな人が身近に居たら絶対憧れていただろうなって思います。

 

★★★

 

今回の作品を書くにあたってのテーマは

「夢を諦めない人」

という一言に尽きます。

 

自分の身の丈を知り、夢を諦める。

 

そんなもんだと思います。

 

でもね、

せっかくだから

どうせ人はいつかは死ぬんだし

死ぬまで諦めないといういさぎの悪さは

俺的に言うと、芸術であり

 

世の中のすごい人たち、

世の中を変える人たち、

歴史に名を残す人たち、

 

こういう人たちって、才能だけじゃなくて

このいさぎ悪さがすごいんじゃないかなって。

 

結果、死ぬまで何も残せなかった人が居たとしても

俺はその人の人生は本当に素敵だなと思うんです。

 

そのためには、色んなものを犠牲にすることでしょうし。

 

けどね、

 

何を守ろうが、

何を犠牲にしようが

結果的には死ぬんです。

 

で、どうせ死ぬのなら

死ぬまで熱くありたい。

いさぎよく諦めるのがスマートだとしても

俺は不器用に諦めない人の方が

 

俺にはそんな事出来ない!

尊敬しちゃう!

 

ってなれるんです。

 

だから、

不器用で

かっこ悪い主人公を作ります。

 

かっこ悪い主人公に

美学が宿りますよう。

 

みなさんの青春はなんですか?

 

僕は演劇です。

​IKKAN

プロデューサー 山本桃々子より

私とIKKANさんの出会いは、何を隠そうこの「我が青春の高校生クイズ」でした。

 

IKKANさんが作・演出の30分舞台。

 

私、実は存じ上げない方だったのですが、何故か名前を聞いたことがある気がしていて。

でも実際は本当に初めましてでしたし、IKKANさんの作品に触れたことはなかったのです。

 

なぜか勝手に親近感を抱きながらオーディションに向かう私。

私の目の前で審査員席に座るIKKANさんは、青い長髪をたたえ、赤縁のメガネをかけて、とてもファンキーなお姿でした。

鋭い眼差しに畏怖の念を覚えながらオーディション会場を後にして、それでも後日届いた合格通知に小躍りしておりました。

顔合わせの日には、髪を黒く染め、短く切りそろえ、とても好青年のIKKANさん。

朗らかな笑顔に肩透かしをくらい、はて、オーディションで目の前に座っていた方は別人だったのかしらと自分の記憶力を疑いました。

しかしいざ稽古に入ると、熱い眼差しはやはり審査員席に座るその人のもので、お芝居にかける熱意と誠実さに一気に魅入られ、気づいたらこうしてIKKANさんの舞台をプロデュースするまでに至っておりました。

 

 

そんな、私の中ではちょっとした思い出の今作。

30分なんてもったいない、いつか完全版を作りましょう、と言い続けて2年。

しびれを切らした私は劇場を押さえ、作者をカンヅメにしながら〆切を与えるという鬼編集者のごとき奇行に出ました。

私のわがままにはさぞ辟易されたことでしょう。心中お察しいたします。

(これに懲りずに今後ともよろしくお願いします。)

今回は私がご一緒したい方オールスターを呼び集めました。

蓋を開けてみればIKKANさんが初めましての方ばかりで、新しい化学反応に胸を膨らませております。

中学から演劇部に所属し、以降演劇に傾倒し、父親が教師にも関わらず勉学には見向きもせずにひたすらにひたすらに夢を追いかけてきました。

このお話は私の話であり、すべての演劇人の話であり、あなたのお話でもあるのです。

誰もが通る青春時代。

大人になると忘れてしまう青春時代。

しかし青春とは心の若さなのです。

夢と希望のその先を追い求める限り、青春は永遠にあなたものです。

夢と希望のその先に、演劇が溢れていることを祈って。

​山本桃々子

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